作家紹介

アメリカ在住の作家、言語学博士。イスラエルでは、国外で最も優れたヘブライ語作家との異名をもつ。1971年、リションレツィヨンに生まれ、キブツ・ナハルオズで育つ。テルアビブ大学にて西洋古典学と言語学を修め、ロンドン大学にて言語学博士号を取得。兵役でイスラエル国防軍に従軍中、将来の夫リヴィエル・ネッツ現スタンフォード大学教授と知り合う。移住先の米国にて「ここでない、異国の地」(2003)を発表し、作家デビュー。以降、1，2年ごとというペースで精力的に作品を著し、発表するごとにイスラエル国内でベストセラーとなる。著書には小説の他、言語学に関する学術書もある。
「ヘブライ語教師」(2018)はアラドの著書で初めて、ジェシカ・コヘンによって英訳出版され、2024年にニュー・ベッセル・プレスから出版された。2025年「ハッピー・ニュー・イヤーズ」のコヘン訳も同社から出版予定である。
Ⓒ Mira Mamon